山口県防犯設備士協会の理事会に出席してきました!
8月もそろそろ終わりますが、いかがお過ごしでしょうか。
残暑厳しい日が続いていますね。
体調に気を付けていきたいものです。
さて、この8月26日に山口県防犯設備士協会の理事会が開催されました。
年に数回行われる理事会に、当社からも1名出席しました。
その様子を写真を交えて、ご報告しますね!
まず、会場の様子をお伝えしますね。
様子としては、言葉で言うよりも写真をお見せ致します。
広くてゆったりとした会議室で行われました。
内容は犯罪にかかわる事ですので、皆さん真剣そのものです。
人数は少ないですが、活気のある意見交換が行われたようです。
それでは、内容に移りましょう。
山口県警察本部からも出席頂き、
最近の犯罪情勢などお話を聞きました。
3項目に分けてご報告します。
- 犯罪発生状況(平成29年7月末)
- うそ電話詐欺被害状況(平成29年7月末)
- その他
1.犯罪発生状況(平成29年7月末)
昨年と比べた犯罪の増減について説明がされました。
重点対象犯罪の中から、増加した犯罪は以下の4つです。
- うそ電話詐欺
- 自転車盗難
- 万引き
- 車上ねらい
その中でも1番増加率が高かったのは、「うそ電話詐欺」でした。
こちらについては、後ほどご報告します。
上記のうち「自転車盗難」「車上ねらい」については、無施錠率も高く
被害者の防犯意識の低さを付け入られている結果となっています。
昨年と比べ、犯罪数は減少したものの侮れない犯罪として
「侵入盗」があります。こちらについては、今既に建設された建物を中心に
防犯対策をアドバイスしていき、「侵入盗」減少へ取り組みます。
2.うそ電話詐欺被害状況(平成29年7月末)
犯罪発生増加率が最も高かった「うそ電話詐欺」ですが・・・
皆さん、こんなイメージありませんか?
- 高齢者が狙われる犯罪
- 若者や中高年は関係ない犯罪
このイメージ、ずばり間違っていますよ!!!
ここ最近、電子機器の発達が目まぐるしい現代ですよね。
持ち運べる電子機器も性能やサイズ感に変化を感じます。
その電子機器を使って簡単にやり取りできる「お金」が犯罪の対象に
なっているんですよ!
主な対象は「電子マネー」。こちらは、高齢者ではなく若者や中高年の
利用者数が多いかと思います。
また、個人ではなく一般企業も取り扱いのある「お金」ですよね。
この「電子マネー」で発生している犯罪が増加しているのです!
他人ごとではありませんよ!
見覚えのない"架空請求"で多額のお金を要求されたり…
アカウント情報が流出し、見覚えのない高額な買い物をしていたり…
このように、「自分は大丈夫」がもはや通じない時代となっているのです。
3.その他
前年度も行われましたが、今年も自転車盗難防止対策コンクールが
開催されます。前回までは高校生を対象としていましたが、
今年からは中学生も含めて行われるようですよ!
若い柔軟な皆さんから、たくさんの対策アイディアが出ることを
期待したいですね!
さて、いかがでしたでしょうか?
防犯意識とは言うものの、まだまだ自分のこととして考えずらいですよね。
自転車や車で出かけたら、このくらいは・・・と思わずに、離れるのであれば
施錠を必ず行いましょう!
「このくらい」は犯罪者に隙を与えてしまいますよ!
自分の身は自分で守る!これに限ります。
文字ばかりの報告になってしまいましたが、最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。
有益な情報を今後も提供できるよう、頑張ります!